伝統製法によって作られる本物の鰹節、本枯節「ほんかれぶし」
鰹節にも様々なグレードがあり、その中でも最高級となるのが本枯節です。プロの料理人がこぞって使用する本枯節とは、カビ付けと天日干しを繰り返して鰹の油分と水分を極限まで取り除いたもの。製造から完成まで半年~1年ほどもかかる、伝統製法の賜物と言える本物の鰹節です。流通量も少ないため、大変貴重とも言われています。ふじや鰹節店ではこの本枯節を購入いただくことが出来ます。ぜひ最高級の鰹節のお味、試してみてください。
おいしい鰹節を削る為の鰹節削り器
本枯節などの鰹節を削るために必要なのが鰹節削り器。スーパーなどで売られているパック包装の鰹節はいわゆる「削り節」と言って、この削り器で削られた節のことです。量販店や小売店ではカビ付けしない「荒節」を使用した削り節が一般的に販売されていますが、カビ付けして手間暇かけた本物の本枯節を削り器で削った出来立ての削り節を食べれば、その違いに気づいていただけるはずです。芳醇で上品な香りと風味、力強い味わいが普通の削り節の何倍も感じられます。この味をご家庭でも楽しんでいただけるよう、ふじや鰹節店では業務用鰹節削り器の販売を行っています。
オススメ商品
枕崎産 鰹節削り鰹 「枯本節」
枕崎で唯一地形節(薩摩型)を製造している尾辻求商店の枯れ節鰹節を削ったもので、上品でしっかりとした味わいの本物の鰹節を削り器をお持ちでない御家庭用に削りました。
枕崎産 荒本節削り鰹 「本節花鰹」
枕崎で唯一地形節(薩摩型)を製造している尾辻求商店製造の荒本節を削った花鰹です。枕崎では、尾辻求商店は地形節を専門に製造するため奄美大島近海で一本釣りで獲れた鰹のみを使用しておられる事は有名ですが、当店では近海物の鰹にこだわる尾辻求商店にお願いして、荒本節も製造して頂いております。地元でも尾辻商店が荒本節を製造している事は、意外と知られてなくて幻の荒本節と言われています。
土佐産 目近節削り鰹 「小亀花鰹」
今や収穫量も少なく厚地削りの本荒節に取って代わられそうな土佐の笹目近節ですが、京都では正月料理の芋棒(里芋と棒鱈の煮物)や白味噌雑煮のダシに欠かせない出しかつおで、そばつゆ・季節野菜の煮物・出し巻き・茶碗蒸しなどの荒本節より濃い味でサバ節より上品で繊細な味の料理に最適です。